初心者がFXをはじめるには不安がつきものです。
やりたいけど、どうしていいかわからない。負けてしまったらどうしよう。
このような悩みを、少しでも解消できるように、FXのやり方を分かりやすく解説します。
はじめる前のお勉強!
知らないことへ挑戦する意気込みを無くさないためには、事前の勉強が必要です。
本屋さんやネットでFX・初心者・本で検索してみると、数えきれないほどの本が出てきます。
- FXとは?や基本的なFXのやり方
- チャートの見方
- 資金管理の仕方
最低でも、このような種類の本で、初心者でも分かりやすく図解で解説してある本を選んでみてください。
できれば、種類別に別の会社の本を選んでください。同じ会社の本だと似たようなことが書いてある場合があります。
なぜ事前勉強が必要かというのは、自己資金を守るための投資です。5冊~6冊は読破してしっかりと頭に叩き込むことが大切です。
言い換えるなら、はじめての投資で簡単にお金を稼ぐことはできないということです。基本的なFXの仕組みや取引の仕方を勉強したうえで次の段階に進みましょう。
自己資金はどれくらいにするのか?FXのやり方は?
FXでは、月に10万円~20万円稼ぐことができます。しかし、月に30万円~50万円負けることはより簡単なんです。何も考えずに取引してしまえば、そうなることは必然です。
自分でどれだけの資金を使うことができるのか?を考えてみてください。
初心者の方で、はじめから数百万を投資するのは無謀です。もし、投資に失敗して自己資金が全て無くなっても、生活に支障が出ない程度の資金。預金から払い出しても、さほど気にならない程度の資金。
この度合いも大切なことです。投資は銀行預金と違いますから元本保証はありません。損失当たり前の考えが必要です。
ここからは自己資金を30万円と仮定してお話しましょう。
まずは自己資金にみあった取引業者の選択です。FXをはじめる場合は取引業者のシステムを利用して取引を行います。
特に取引単位に注目してください。最低取引単位がどれくらいなのかをチェックします。
1万単位、1千単位で取引量が違ってきますが、それは証拠金に関係しています。
FXを取引する場合には、売買注文を出す際に取引業者へ証拠金を預ける必要があるのです。レバレッジと呼ばれる自己資金より多く取引ができるような仕組みになっていますから、保証金として一時的に証拠金を預ける形になるのです。
レバレッジ25倍で米ドルが100円の時、1万ドル売買しようとすると約4万円の保証金を預けます。売買注文を出したら自動的に発注可能額が証拠金の分、差し引かれます。
ですから、資金が30万円だと一回の取引で13%ほどの資金が使えなくなってしまうのです。これでは余裕がありません。そこで、一回の取引の証拠金をおさえるには取引単位を抑えます。
1万米ドルではなく1千米ドル単位の取引にします。そうすれば10分の1なので約4千円の証拠金ですみますから、資金の余裕も出てきます。ただし、利益が出ても10分の1ですから少ないです。
取引では通常PIPSという言葉を使います。例えば1米ドル100円が101円になれば100PIPS上昇した。101.1円が101.2円になれば10PIPS上昇したことになります。
1万米ドルでの取引なら1PIPS=100円、1千米ドルなら1PIPS=10円で推移していきます。増えても減っても同じです。
買いを入れていて10PIPS上昇して決済したら1万米ドルなら1,000円の利益、1千米ドルなら100円の利益です。
全然違うと思われるかもしれませんが、損失も同じですから取引単位が大きいと負けも大きくなります。ですから、初心者の方は1千単位(米ドルだけではありません)で取引できる業者を選択されることをお勧めします。
自己資金をなくさない方法の基本です。勝てるようになるまで我慢してください。
では取引について簡単に説明します。
FXでは過去の価格推移をチャートで表示されています。1秒、1分、5分、30分、1時間、4時間、1日、1週間、1ヵ月とさまざまな情報が表示できます。期間が同じでも時間単位でチャートは違って見えます。
どのチャートが自分に合っているかを探すのが最初です。5分が好きならそれで取引すればいいし、1日が好きならそれで取引すればよいと思います。慣れてくればどの取引があっているか分かってくるはずです。
よく用いられるのが1時間や1日ですから参考にしてください。
そしてチャートを見ながら1時間後どういう状態になっているのか、2時間後はどうかということを、予測を立てて方向性がはっきりしていることが納得できたら取引開始です。注文を入れます。
それと注文を入れる時に必ず同時に実施することが、損切値の設定です。逆に動いた場合、どこまで損失が出たら決済してあきらめるのかという設定です。
これを入れておかないと、突然急激に価格が思惑とは逆に変動した場合、大損になることがあります。大儲けは問題ありませんから指値(利益の決済値)は無理に必要ありませんが、損切は必ず忘れることなく入れておいてください。
そして、納得いく利益が出るか、逆に動く予感がしたら決済です。もし、そのまま利益が出続けても、また売買すればよいことです。
損失の場合は損切にかかるか、いやな予感がしたら損失を出していても決済するほうが無難でしょう。しかし、気をつけていただきたいのは少な過ぎる損切です。ある程度、上下することは当たり前ですから損切の幅も大切です。
注意すべき3つのこと!
- 本を購入してしっかりと事前勉強しましょう!
- 1千単位でこまかく取引できる業者を選択しましょう!
- 注文時に損切設定は必ず行ってください!
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