バイナリーオプションの税金と確定申告方法を詳しく解説

バイナリーオプションは、世界中で行われている投資の1つですから、FXなどと同様に税金も支払わなければならないですし、確定申告もしなければいけません。

税金っていくら？海外業者も税金を支払わなければいけない？不明な方もたくさんいらっしゃると思いますし、わからないで納めてない方もいると思います。

今回はバイナリーオプションの税金と確定申告方法をわかりやすく説明していきたいと思います。

税金

バイナリーオプションで、1年の間に20万円以上の利益が出ている場合は課税対象となり、確定申告をする必要があります。そして国内業者と海外業者では申告方法が異なります。

国内業者を利用した場合の税金は「申告分離課税」、海外業者を利用した場合の税金は「総合課税」となります。

申告分離課税

株式などにより所得を得た場合は、給与など他の所得とは分けて税額を計算して確定申告により納税することです。

一律20.315％(所得税15％＋住民税5％＋復興特別所得税0.315％) を税金として収めることになります。

そして確定申告することによって損失を最大3年間繰り越すことができるので、負けていたとしても申告はするようにしましょう。

総合課税

総合課税とは、不動産所得・事業所得・給与所得・雑所得などが分類され、国内業者で適用されていた損失の繰越ができません。

給与＋所得の金額を合計し、所得控除の合計額を控除してその残額に税率をかけた税額が総合課税となります。

国内業者は、所得額に関係なく税率は一律20.315%支払わなければならないのに対して、海外業者の場合は、所得額が少なければ多くの所得税を支払う必要がありません。

ですので、海外業者を利用する方が税金が安くすみます。

確定申告

1月1日〜12月31日までの1年間に得た所得の額、およびこれに対する所得税額を計算した確定申告書を税務署へ提出し、納税額の過不足を精算することを確定申告といいます。

2月中旬から3月中旬までのおよそ1ヶ月間が、確定申告の受付期間となっています。

確定申告は必ずしなくてはいけないのか？

給与の年間収入金額が2,000万円以下である給与所得者は、所得税等の税金が源泉徴収され、年末調整で精算されるため、確定申告の必要はありません。

ただし、バイナリーオプションでの利益が20万円を超えた方などは、たとえ給与所得者であっても確定申告を行わなければなりません。

必要なもの

確定申告書A様式

申告する所得が給与所得や公的年金等・その他の雑所得、配当所得、一時所得のみで、予定納税額のない方が使用できます。
※海外業者で取引している方はこちらを使います。

確定申告書B様式

所得の種類にかかわらず、どなたも使用できます。
※国内業者で取引している方はこちらを使います。

その他にも税金額を減らす方法として、経費を計上しておくといいでしょう。

例えば情報交換のための接待費や、パソコン、スマホの購入費や通信費などが経費として計上できる場合もあります。

経費で落とせる可能性があるもの

経費として認められるには領収書や証明書がないとだめな場合もあるので、大事にとっておくことをおすすめします。

基本的に確定申告を行わなければならない人はバイナリーオプションで利益を出した人です。

しかし利益が出ていない人でも確定申告を行うとメリットが2点ほどあります。

それは、

ということです。確認してみないとわからないので自分がその条件に当てはまるようなら確定申告するのをおすすめします。

確定申告の方法

基本的に確定申告は3通りの方法があります。

初めての方ですと、書き方もわからないと思うので1つ目の直接出向く方法が書き方を聞きながらできるので一番いいかと思います。

3つ目のe-taxがパソコン上ででき、手間もかからなくていいと思われがちですが、必要書類をPCにスキャンするためのICカードリーダーがないとできないため、そちらの準備も必要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回はバイナリーオプションの税金と確定申告について説明しました。

やり方がわからなくて納税してない方もいると思いますが、放置していると莫大な罰金が請求されることもあります。税金はきちんと納めましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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